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おすすめ酒レポート 日本酒編

千代菊 新米新酒

No.01 2007.10.1

千代菊 新米新酒

製造元 千代菊株式会社
原料米 初星
アルコール分 15.5%
精米歩合 68%
お酒のタイプ しぼりたて生酒

腐れ縁のフルモデルチェンジ!?

あれはちょうど10年前でした。会社からの帰り道、近所の酒屋さんにビールを買おうと立ち寄ったところ、冷蔵庫のイベントコーナーに「千代菊・新米新酒入荷!」と書かれたど派手なポスターが・・。当時、日本酒=おっさんの酒という程度の知識しかなかった私ですが、その時はなぜか「今年穫れたお米で仕込みました」、「しぼりたて生酒です」というPOPに惹かれ、気づいたときにはお酒を抱えてレジに並んでいました。当時、1.8L・1600円、720ml・800円。小遣いが少なかった私には(今でも少ないが・・)有難い価格でした。少し大人になった気分で家に帰り、結婚したばかりの嫁さんと早速のんでみると、果実のような香りとスッキリした味わいに感動!!今では毎年予約をするほどのファンになってしまっています。先日、今年の予約をするために酒屋さんに寄ってみると、見慣れないスーツ姿の人が・・。酒屋の主人に尋ねると、なんと新米新酒の醸造元、千代菊のセールスさんでした。当然そこからは酒談義×1時間。色々お話しているうちに、今年の新米新酒はかなりグレードアップしていることが判明。お米は地元岐阜の初星を使い(酒造りに合っている)、精米歩合は68%(米を削りどれだけ残すか。去年は70%)、酵母(ブドウ糖を食べアルコールにします)もかえたとのこと。チラシを見ると、なんとラベルもフルモデルチェンジ!かなりカッコ良くなってるではありませんか!純米酒と普通酒があるんですが、10年前より少しだけ小遣いが増えた私は、当然、純米酒を予約しました(それでも1.8L2200円)。お酒が届く10月末が楽しみです。新米新酒は、日本酒=おっさんの酒と思っている人や、女性はもちろん、私のように日本酒マニアになってしまった人でもハマると思いますよ。最後におすすめの楽しみ方を紹介します。新米新酒は生酒です。熱殺菌をいっさいしていません。よって非常にデリケートです。でも逆に考えると、よい環境(暗く冷たいところで保存)であれば味の変化が楽しめます。お酒の中に活きている酵素が、違った新米新酒を演出してくれます。あと、相性のよい料理は、さんまの塩焼き(嫁談)。私は、秋の旬の食材ならなんでも合うと思いますけどね。千代菊新米新酒は10月末に届きます。詳しい事は酒屋さんに聞いてみてくださいね。みなさんも新米新酒をきっかけに、日本酒ワールドに足を踏み入れてみては。(たぶん抜け出せませんよ・・笑)。

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