TOP > 蔵元紹介 > ドメーヌ・ド・ラ・コテルレ
VOL.
02
2008.2.11

ドメーヌ・ド・ラ・コテルレ

ロワールを訪ねて・・・(自然派ワイン)

 フランスはロワール地方  サン・ニコラ・ド・ブルグイユへいってきました。
ロワール河の右岸(北側)のブルグイユのさらに北の小地区、日本での露出はかなり少ないマニアックな?地域。人口過多の東京で暮らしている人間にとっては、ちょっとフリーズしそうなほど、最寄り駅は誰もいなくてガラーンとしている。ロワール河なんて映画のワンシーンかと思うほど美しくて素敵だ。
訪問先は ドメーヌ・ド・ラ・コテルレ。ドメーヌ・ド・ラ・コテルレまでの道程も長閑で本当にのんびりとした雰囲気が溢れている。ロワール河の近く、コテルレは立派な一軒家に親子2世帯が暮らしている。なんとも可愛い内装の素敵なお家で、ガラス張りのオープンテラスもあり、フランスの住宅雑誌に載っていそうな感じだ。家の隣にはシェ(醸造所)があり、敷地の周りにはブドウ畑が広がっている。日本では、ペルーシュ、ヴォージョミエ という2種のワインが販売されているそうです。葡萄品種はカベルネフラン畑では無農薬で栽培をしている。3代目のジェラール・ヴァレ氏は1995年にワイナリーを継承し当時から熟成には何と、あのシャトーマルゴーの樽を使っているそうです。15樽だったマルゴー樽もいまは100樽以上!!!シャトーマルゴーで新樽で購入し、1年使ったものを買取り基本的にはヴォージョミエを熟成させているそうです。カベルネフランの果実味を殺さないよう、新樽は使わないとの事。マルゴーの刻印の入った樽から試飲をさせてもらいました。バニラ、プラム、ブラックベリースパイシーな香りが爆発!!!かのロバート・パーカー氏が90点以上の高得点をつけたことが有るというのも納得のポテンシャル。30代前半の若者、ジェラール・ヴァレ氏はシュヴァル・ブランなどサンテミリオンで修行を積んだそうで、その経験は彼のワインにしっかりと現れているようです。日本でまた、あのロワール河の景色を思い出しながら彼のワインを楽しみたいと思います。

蔵元情報
住所 SAINT NICOLAS DE BOU, 37140 France
電話 247977553
FAX 247978590
公式HP  
E-mail  
代表銘柄
ペルーシュ

チェリ-やイチゴなどのフレッシュな赤い果実香。バラやスミレなどの色の濃い花の香り。フレッシュでフル-ティ-。素直に美味しいワインです。

ヴォー・ジョミエ 750

世界的に有名な評論家をも「ロワ-ル・レッドの珠玉の宝石」とまで驚嘆させた程の逸品です。ミディアムボディながら、スパイスと溌剌とした豊かな酸味がキュッと引き締まって、永いフィネスがエレガントに残り、今だけでなく将来も楽しみなワインです。