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蔵元紹介
VOL.
12
2008.12.10
小有限会社佐多宗二商店

有限会社佐多宗二商店

焼酎イノベーション!!

鹿児島県南九州市頴娃町、鹿児島・薩摩半島の南端に位置する人口14000人の小さな町。そこに創業百年を迎える蔵元、佐多宗二商店が頑固な焼酎造りに励んでみえます。佐多さんのお酒といえば、何といっても晴耕雨讀が真っ先に飲みたくなります。芋焼酎の常識を変えた一品、やや重みの香り味わいを、米ブレンドすることで爽快感を出している。飲み易く仕上げ、女性にもマッチする都会的なテイストを表現した焼酎だとか。
  社長 佐多宗公さんの、とにかく自信を持って造ったお酒を地元鹿児島だけでなく、洗練された飲食店向けに、時には欧米のニーズに合わせる格好で輸出したりと「世界各地で佐多宗二の酒で喜んでもらいたい!」という想いが晴耕雨読の誕生、そして爆発的ヒットに繋がっていったのです。
  しかし創業100年を迎えるまでには、様々な逆境があり、大手資本の進出で主力商品を終売にせざるをえない状況に追い込まれた辛い経験がありました。 なので、今回一番皆様にお伝えしたい事は、製造中止に追い込まれた名作「角玉」を復活させてさらに改良を加えアレンジし、この世にリリースされた「黒こうじ造り 角玉」の完成度の高さであります。
  バニラに香草を漬け込んだ様な気高い香り、ワタシなんかはヨーロッパのリキュールかと思う位。黒麹のコクと芋の甘味で ”しっかり旨い・毎日呑んでも飽きず”がねらいです。口に含むと判るんですが、酒が荒くなくとてもまろやかなんです。例えば名古屋グルメ特有の、甘口の調味料で素材の旨み・甘みを引き出した料理、例えば味噌串カツ・どて煮・手羽先から揚げなどに合わせるイメージでいかがでしょう?焼酎は蒸留酒です、糖分がなく味わいがドライなので名古屋の「こってり」とした料理と非常にバランスが良いのです!素材の甘みとお酒の相性で言えば、「寿司」にもマッチしますね。今度行きつけの寿司屋さんに出向かれた際には「角玉ポテト・ロック!」をオーダーしましょうね。
  佐多宗二商店の方々、ひいては薩摩の方々は「世の中をもっと良くしたい!」と、既存の概念をイノベーションで変えて行こうとする強い志と行動力を持っている人達であると思います。世界貿易機関 (WTO) のTRIPS協定に基づく産地表示の保護指定も受け、世界にたくさんのダレヤメを届けていくと思います。
  製造部の久保田さん!取材にご協力ありがとうございもした。今夜も角玉ポテトでダレヤメもす!

蔵元情報
住所 鹿児島県南九州市頴娃町別府4910
電話 0993-38-1121
FAX 0993-38-0098
公式HP http://www.satasouji-shouten.co.jp
E-mail
代表銘柄
12月角玉1.8L
12月角玉1.8L

ベタ甘ではなく余韻を楽しみつつ、後味はすーうっと引いて行く芋焼酎です。トロリとした味わいをお楽しみください。

12月梅酒1800ml
12月梅酒1800ml

俗に言う”にごり梅酒”の元祖です。米焼酎で仕込んであり、昔ながらの”おばあちゃんの手作り”といったほっこりするやさしい味わいになりました。