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蔵元紹介
VOL.
24
2009.12.10
すき酒造株式会社

すき酒造株式会社

ストーリーがヒストリーに 〜完全手造り焼酎を目指して〜

またしても南国宮崎県で熱い志を持った焼酎メーカーさんに出逢いました〜!その名もすき酒造さん。
南国、宮崎空港を出て車で1時間。I.Cを降り、さらにさらに山道を30分で須木村に到着。ここに村唯一の焼酎蔵があります。須木村は、栗とゆずが特産の宮崎県と熊本県の県境にある人口2,400人余りの村です。
  明治43年より自身の納得のいく味・酒質を磨き上げる事に魂をそそいでおられます。生産石数600石。契約農家から頂いた黄金センガン。一次仕込みはオール甕。そして現在のヒット商品「25度 宗一郎 芋」が平成10年にうまれます。九州でも数百ある焼酎ブランド中での宗一郎のヒットについては、営業の児玉さんはズバリ「香ばしい甘口に仕上がった味わい、」と言われます。

  また、すき酒造さんのさらなる躍進を期待するのは、3年前に黒瀬杜氏の内嶋光雄杜氏を迎えた事でしょう。
内嶋さんは本坊酒造の10人の杜氏を束ねる大杜氏(まだ40代という若さ)でありました。昭和54年に本坊酒造の小林工場が出来て再製造を始め、このときに入社し製造部の製麹担当(麹を作る担当)になり、その頃から黒瀬杜氏の下で働きます。そして昭和57年に宮崎県では初めて黒麹の芋焼酎を製造、発売し、十数年の時を経て、三十三才の時に小林工場の杜氏となりました。その後平成九年に本坊酒造の屋久島工場に移り手造り麹の焼酎製造に携わり、現在では手造り麹が出来る杜氏はほとんどおらず、数少ない『手造り麹の造り』を黒瀬杜氏より継承しておられます。そしてその技を駆使し、小林工場・屋久島工場時代には数々の賞を獲得します。そして本坊酒造を退社後、「すき酒造」に入社、焼酎造りに日々まい進してみえます。
 
  そして宮崎の焼酎パワーを感じて欲しい! 固定観念を打破して生まれた、とっても欲張りな芋焼酎25度「五大王」がスマッシュヒット!紫芋の華やかさ、白麹のスタンダードな香りに、スーッと抜けるような透明感のある香りが混じった、なんとも複雑な香りです。口に含むと軽やかさを一瞬感じさせますが、すぐにじわっとビターなコクや柔らかな甘みが広がります。香りと同じく複雑に舌のうえで絡み合っています。 五大王とは、《コガネセンガン+黒麹》+《コガネセンガン+白麹》+《コガネセンガン+ゴールド麹(白)》+《紅紫芋+白麹》+《紅紫芋+黒麹》 = 《白麹の優しさ》+《黒麹のコク》+《ゴールド麹の濃厚な旨み》+《紅紫芋特有のフルーティーな甘み》+《紅紫芋のコク》。5種類の芋焼酎を見事にブレンディングされた一品になっております。1800ml2360円 720ml1260円です。欠品状態が続いておりましたが、10月より新酒となって出荷スタート。

 また来年にはオール手づくりの新蔵が誕生します。今後、芋焼酎の進化をめざし、よりいっそう酒質の磨かれていく すき酒造さん に大注目です。

営業の児玉さん、大変お世話になりやした。今夜も宗一ロックでダレヤメます〜。

蔵元情報
住所 宮崎県小林市須木村下田1270
電話 0984-48-2016
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公式HP  
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代表銘柄
宗一郎2種
宗一郎2種

  宗一郎は白麹の持つ優しい甘味と芋のおだやかな香りを持つ焼酎です。

宗一郎黒2種
宗一郎黒2種

  黒麹の持つコクのある甘味と豊かな香りを持つ焼酎です。

紅紫2種
紅紫2種

  紅紫はアントシアニンの一種ポリフェノールを多く含む地元宮崎産の希少な紫芋を使った焼酎です。