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おすすめ酒レポート 日本酒編

今回も焼酎について

No.25 2010.1.1

今回も焼酎について

   
   
   
   
   

今回も焼酎について

みなさんは「焼酎」の語源てしってますか・・?  中国では「焼酎」と書いてシャオジュ、韓国ではソジュと呼ばれています。呼ばれ方がにている事から焼酎の語源は大陸から来た言葉であると思われます。また、「焼酎」という言葉を分解すると「焼」という文字は熱を加えるという意味。お酒で考えると蒸留を指します。「酎」という文字は現在の中国では死語となっていすのですが、昔は濃醇な味の濃い酒を意味していたそうです。韓国ではアルコールの高いお酒という意味を持っているそうです。
ところで、まったく話しは変わりますが大分について「大分」と言えば麦!!麦焼酎大国「大分」について!
73万石を越える全国一の焼酎出荷量を誇る大分県は元々豊かな穀倉地であり、阿蘇・九重連峰・九州山地を源とする水系にも恵まれ、清酒製造も九州第2位です。 大分では江戸時代から清酒とともに粕取り焼酎作られていて、明治期からは穀物を原料とする焼酎も造られていましたが戦前までは全国でも粕取り焼酎の産地ででした。 昭和26年麦の統制撤廃が実施され、麦が自由に購入できるようになると麦麹を用いて味噌や醤油を造る麦麹文化を持っていた大分では焼酎用の麦麹の開発が始まりました。大分の日出町の蔵元が昭和48年優れた麦麹の製造に成功し、麦麹と麦を原料にした本格焼酎を世に出します。麦100%の、それまでにはなかった軽快な味わいの本格焼酎が誕生したのです。
そして昭和56年頃より展開された「一村一品運動」を大分が率先して進める中、麦焼酎はその先峰となり、大分だけではなく全国で愛飲される様になりました。現在も個性ある本格焼酎を造り続ける各地域の蔵元が共存する大分は、現在33を数えます。
そんな大分に一度は行ってみたいもんですね。

写真は焼酎を楽しく美味しく飲んでいる  僕たちです。   みなさんも是非楽しく飲んで下さい。


このお酒に合う「酒の肴レシピ」