久しぶりに立ち寄ったお酒屋さんで、ちょっと名の知れたイタリアワイン（私は全く知らなかった▽｀llllll)！）「カザマッタ」に出会うことが出来た。と言っても頑固そうな店の主人にこのワインの薀蓄（うんちく）を次から次へと聞かされた事なんですけどね。
その内容とは、「2006年は大変葡萄栽培に恵まれた年で、春は例年通りに植物の生育サイクルが進み、また夏から収穫時期までにかけての気候が温和だった為、葡萄がゆっくりと生育に向かって理想的なバランスを保ち収穫されたんだよ。」また、
「モンタルチーノ（トスカーナ州中心部）では1997、2004年以来となる最高評価の五つ星になるなどトスカーナ各地で『良いヴィンテージだった』という声が聞こえる様だった。かの有名なビービー・グラーツ（世界最大のワイン見本市で3万本の中からNo.1に輝いた“テスタマッタ”を造った人物）が、「テスタマッタは（高くて）毎日は飲めないけど、その味を感じられ、毎日でも飲んで欲しいワイン」として『カザマッタ』を造った」と言っている。」
一方的な主人の熱弁により商品を買うことにした。いろんなワインを飲んで味の勉強をしている私なりのコメントは・・・・果実のアロマが、時間の経過と共に力強い黒色系果実のニュアンスに変化し微かにナッツの様な感じもしました。サンジョヴェーゼの特性が良く表れた滑らかで瑞々しい酸とタンニンが柔らかくフルーティーでモダンさが、よりバランスのとれたエレガントな味わいになっていた（表現するのって難しいなぁ（ＴεＴ））。　ラベルも良し、味も良し、値段も安いし、文句の付け様がないワインです。